TOYS McCOY EASY RIDER BIKER SHADE "BILLY 1"
GASOLINE ALLEY
price:\15,000- (plus tax) size:FREE color:BLACK/YELLOW
去る2010年5月29日、一人のアウトサイダーがこの世を去った。デニス・ホッパーである。
彼の名を一躍知らしめることになった1本の映画が『イージー・ライダー』であった。
ヴェトナム戦争によって疲弊し、殺伐となった当時のアメリカの素顔をそのまま切り取ったような、
勧善懲罰ではないリアリティを2台のハーレー・ダビッドソンでアメリカを漂泊する旅をつうじて
表現した本作品はアメリカンニューシネマの金字塔として今も語り継がれている。
デニス・ホッパーは監督、脚本、主演の三役をこなし、物静かで哲学的な
ワイアット(キャプテン・アメリカ)に対して粗野で直情的なビリーを演じる。
フロンティア時代のアンチヒーロー、ビリー・ザ・キッドになぞらえたワイルドな演技は、
昨年公開の映画『ヘルライド』でも健在であった。
今回リリースしたバイカーシェード“Billy”の2作は映画『イージー・ライダー』で
彼が掛けていた2種類のモデルを再現したもので、製作にはコロンビア・ピクチャーズの
ライセンスを取得し、残された映像や資料などを検証。
日本人の顔に馴染むよう、絶妙なサイジングにて再現したものである。
以前から温めていた企画ではあるが、20世紀のカリズマの死によって奇しくも
彼のアウトサイダーとしての生き方に捧げるオマージュとなった。
ビリーが使用するシェードは劇中で2種類存在する。
Billy 1は冒頭のコカイン密売のシーンで使われているタイプを復刻したもの。
テンプルに取り付けられたカシメパーツが飾りを兼ねており、フロントとテンプルを結ぶ“智”と
呼ばれる部分は横に張り出した後にカーブする曲智と呼ばれるデザイン。
またフロントリムは外側からレンズに向かって傾斜したTVカットと呼ばれるフォルムで、
その形状がTVのブラウン管に似ていることから、そう呼ばれるようになった'60年代から
'70年代初頭のフレームに多くみられる仕様である。
(C) 2012 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
≪スペック≫
フレーム素材/アセテート
レンズ素材/CRプラスチックレンズ
≪アクセサリー≫
ハードケース/ベルトループに取り付け可能なキャリング機能付き専用ハードケース
ソフトカバー/プリント入りの専用ソフトカバー、レンズについたほこりなどの軽い汚れを拭き取ることが可能。